手話で相談|司法書士の業務「①登記業務」

 

司法書士の業務についてお話しします

 

業務は大きく分けると3つあります

 

①登記業務

土地や建物を買った、親が亡くなり不動産を相続した等の場合に、

登記簿の名義変更が必要になります

この名義変更の手続きをするのが登記業務です

※登記にも色々な種類があります(不動産、会社、飛行機、船など)

 

②裁判業務

お金を貸したのに返してもらえなかった等、何かトラブルが起きた時に

裁判所に出す訴状等の書類を作成する

また、一定の場合の代理人として法廷に立つこともあります

これが裁判業務です

 

③成年後見業務

成年後見人として、高齢者等の判断能力の衰えた方を支援する業務です

 

これ以外にも司法書士ができる業務(④その他)はありますが、

司法書士は大体このような業務を行います

その中でも、今日は①登記業務(不動産)について説明します

 

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登記とは、登記簿に権利関係を公示する手続きを言います

例えば、土地の登記簿には土地の所在や、土地の所有者など様々な情報が載っていて

この情報を変更するときに登記が必要になります

 

例えば、土地の所有者である田中太郎が死亡した場合、

土地を相続する人を遺産分割協議で決めます

協議を終えたら、その次に登記の名義変更が必要です

太郎から相続人の次郎に名義を変更する登記が必要になるのです

 

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登記できるのは土地だけではなく、建物、飛行機、船、動産など色々あります

 

また、担保の登記をすることもあります

例えば、マイホームを買ったときに住宅ローンを受けるなら、

担保をマイホームに設定することになります

担保を設定する登記が必要になるので

 

この担保の登記をしないと、ローンを受けることはできません。

担保を取らないと金融機関は安心して融資を出すことができないからです

このように、担保の登記があることも覚えておいてください

 

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登記は、これをすることで自分の権利を第三者に対抗することができます

例えば、先ほど説明した次郎が親から相続した土地についても相続登記をしておかなければ第三者に土地の所有権を対抗することができません

同じように担保も登記しておかなければ、金融機関は第三者に担保を持っていることを対抗できません

 

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登記の手続き色々なものがあります

・家を相続した

・家を買った

・住所を変更した

・ローンを完済した など

 

登記は、申請書、その他必要書類を法務局に提出してしますがいくつか注意点があります

 

申請時に文字を間違えたまま出すとそのまま載ってしまい、

これを直すには、更正の登記を改めて出す必要があります

 

また、登記申請時には登録免許税という手数料も支払う必要があります

 

その他にも注意事項はありますが、この登記手続きを専門にしているのが司法書士です

司法書士は全国に約2万人います

もし登記が必要な時は是非司法書士にご相談ください

 

以上、司法書士の業務「①登記業務」についてでした